sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

Charlie Haden/Michael Brecker

Nocturne
Charlie Haden
B00005A0RI
Charlie Haden(bass) Gonzalo Rubalcaba(piano) Ignacio Berroa(drums) Joe Lovano(t.sax) David Sanchez(t.sax) Pat Metheny(a.guitar) Federico Britos Ruiz(violin)







Nearness of You-the Ballad Boo
Michael Brecker
B00005B83E
Michael Brecker(t.sax) Pat Metheny(guitars) herbie Hancock(piano) Charlie Haden(bass) Jack Dejohnette(drums) James Taylor(vocal)










この2枚たまたま同じような時期に出たため、2枚一度に入手してしまって、届いてから あ、まずい、と気がついたんですが後の祭り。ごらんのようにメンバーが重なっている上に、おまけに曲も静かな雰囲気のものが多くて感じも似ているんですよね。

チャーリー・ヘイデンの方は、メキシコやキューバの古い曲やそこからイメージされる自作曲を演奏しているものらしくてそういえばキューバボレロっていう音楽はバラードの意味なんだったっけ?

一方のマイケル・ブレッカーの方は、自作曲の他にパット・メセニージェイムス・テイラーなどの新しい曲とアービング・バーリン(ホワイトクリスマスの作 者)、ホーギー・カーマイケル(georgia on my mindとかスターダストの作者)などの古い曲をとりまぜて11曲のballad bookとなっています。

感じが似ているとはいえ、チャーリー・ヘイデンの方は、クラッシックの室内楽のような感じ、マイケルの方には、ポップスの香りを嗅ぎつけてしまいました。
(バイオリンの音色とジェイムス・テイラーの参加がポイントかな。)

『Nocturne』でピアノを弾くゴンサロ・ルバルカバキューバ出身のピアニストで前にINNER VOYAGEと いうのを聴いたことがあります。あのアルバム同様きれいで確かな演奏です。この『INNER VOYAGE』にはマイケル・ブレッカーが参加してる曲があったし、ゴンサル・ルバルカバにはチャーリー・ヘイデンジャック・デジョネットとのアルバム (未聴)もあるらしいですね。(ますますややこしい)

この2枚ゆったりと聴けるので何年も経ってから聴いてもいいだろうな、と思いつつ。