sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

Here Come the Noise Makers / Bruce Hornsby

Here Come the Noise Makersブルース・ホーンズビーのライブアルバムは、1998~2000年の音源を集めたもののようで、2枚組で聴き応え満点。

バンドは、最近のアルバムでも演奏している、John "J.T." Thomas(kb) Bobby Read(sax) J.V.Coller(bass) と、Doug Derryberry(g) Michael Baker(Dr) (ギターとドラムの人はプレーヤーというよりプロデュースやミキサーとして仕事をしている人のようです。)というメンバーがメインで曲によって違う人が やっているのもあるようです。

この人は、いわゆるシンガーソングライターなのだけれど、アルバムをきいていてもピアノを弾くことにもかなり重点が置かれているというのがわかります。

この人のピアノは、ジャズピアニストと呼ばれる人々のピアノに比べると演奏は荒い感じなのですが、その分スピード感とパワーとワイルドさがあるのが魅力で、ピアノの特性を生かした曲作りのセンスがすごくいいと思うのですよね。

演奏している曲は彼のオリジナル曲の他、Lady with a Fan,black muddy river(グレイトフルデッドの?)ガーシュインのI love you porgy、バド・パウエルビル・エバンスの曲、ボブ・ディランの曲などもやっています。

彼の曲では、Jacob's ladder(ヒューイ・ルイスのバンドで有名らしい)  the end of the innocence(ドン・ヘンリーの曲で有名らしい)、mandolin rain、the way it isなどももれなく入っていてうれしい。