sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

Hangin' in the city / Randy brecker

ハンギン・イン・ザ・シティ

トランペッター、ランディ・ブレッカーの新譜。なんだけど、なんと11曲中7曲がボーカル入り。(それも、ランディ・ブレッカー本人が歌っている!)

で、このアルバム、ラップとか、コテコテじゃないファンクっぽい曲とかあって、たのしくてgood.

参加しているプレーヤーは、Michael Brecker、George Whitty、Hiram Bullock、Will Lee、Adam Rogers、Dean Brown、Joe Caro、Chris Minh Doky、Richard Bona、Joe Locke、Don Alias、Mike Harvey、Katreese Barnesと、ブレッカーブラザーズ再結成のときのメンバーとだぶる部分もあって、サウンド的にも似ているところ があるんだけれど、ブレッカーズのときより、プログラミングとか、ヒップホップ的な部分がジャズ的な面と一体になってこなれた感じに聞こえます。

たしかに、70年代のフュージョンはよかったけれど、わたしはやっぱり今は今の音が聴きたいというのが、常にあって、そういう意味でも、このアルバムは今の時代の音がしているのがとても好ましく思えるのでした。