sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

Starfish & the moon / Bill Evans (ESC 03654-2)

Starfish & the MoondokY brothersの2枚目(dokY brothersも2枚目^^;)、『dokY brothers2』を聞いたとき、そこでの彼のソプラノサックスはケニーGみたいに素敵だ、と突然そんなふうに思った私は、こんどビル・エバンスのアル バムが出たら聴いてみようと思いました。

今までビル・エバンスのアルバムは数枚聴いたことがあったけど、どちらかというと硬派で重いというようなイメージ を持っていて、多少の取っつきにくさを感じていたんのだけれど、今聴いたらもっと違う受けとめ方ができるかもしれない、と無意識に考えていたのかもしれま せん。そ・し・て、『Starfish & the moon 』は、予想以上にポップ路線(と言ってよい?)ですごく気に入りました。甘すぎず辛すぎず、こういうのが私には一番合っている。

1曲目の頭の「ひゅうわぁ~ん」というシンセの音であージム・ベアードだぁ~とうれしい始まり方をするこのCD ですが、いろんなタイプの曲があり楽しいです。ビル・エバンスのCDにアコースティックギターマンドリンが入っているのもびっくりだけど、「アメリカの 音楽やりました」ってことなのかな。参加ミュージシャンは

Jim Beard keyboards
Adam Rogers Guitar,Mandolin
Jon Herington guitar
James Genus A.Bass
Vinnie Colaiuta drums
Arto Tuncboyacian percussion,vocal
David Blamiers vocal
Caroline Leonhart vocal
Henry Hey keyboards

その他最近聴いたものでビル・エバンスが演奏していた音盤:

『Modern Days & Night Music Of Cole Porter

Modern Days & Nights-Music of
Evans Laverne Patitucci Davis
B000003NLX

これはCD屋でビル・エバンスのNEW GROUPのように紹介されてたように思ったんだけど、中身はどっちかっていうとピアノのアンディ・ラヴァーンが中心みたいでしたね。(ラヴァーンはわり と好きなピアニストなのですが、目的がビル・エバンスだっただけに・・・ちょっとがっかり。)



『wouldn't it be nice A JAZZ PORTRAIT OF BRIAN WILSON

Wouldn't It Be Nice: Brian Wilson Jazz Portrait ビーチボーイズブライアン・ウィルソンの曲をフュージョンのミュージシャンが取り上げて演奏している企画モ ノ。ビル・エバンスは、エレメンツとして「'til I die」をやっています。その他、私のご贔屓、イエロージャケッツは「God only knows」を彼ららしい演奏で。ドリ・カイミの「キャロライン・ノー」もすごいロマンチックでよいし、ドン・グルーシンのアレンジのサーファーガールも いいし・・・。