sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

ブライアンのコンサート

7/9 ブライアン・ウィルソンのコンサート行ってきました。

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けっこう長い映画だった。15分ぐらい。正直に言うと私はこの人のことをいろいろ知っている訳ではないので詳しい人々のようにありがたく見てはいなかった のだが、おまけに子供はこれでおわり?と隣できいてくるしぃ・・・。しかし昔の映像がこんなにたくさんいろいろと残っているとはこの人はかなりのアイドル のような存在だったのかも?なんて考えているうち、スクリーンの後方に人影が現れ、(わたしはかなり前の席だったのでよく見えた。)拍手と歓声とともに (ちょっと不安定に)演奏が始まりました。ブライアン・ウィルソンってもっと完璧主義なのかと思っていたのでいきなり意外でした。

主役のブライアン・ウィルソンは最初なんか硬く恐い顔であったので、うーんこういう人でも緊張してるんかな?それとも機嫌でも悪いのか?とこっちの方が緊 張してしまいました。それもだんだんほぐれてきて(あ、自分が気がゆるんできたのかもしれないが)後半などは曲の途中で手をひらひらさせて(踊って?)い たりしてうーんなんか妙な感じでもありましたが、音楽は楽しく美しいものでありました。

ええとそれからバックの人たちは10人ぐらいの大編成の楽団で、なんかパット・メセニー・グループのことを思い出してしまった。というのも、この楽団にも 器用な人が多くて一人でいくつもの楽器をこなして曲を作り出していたから。ギターを下げたままトランペットを吹いている人とか、サックスの人は、ある時は ピッコロある時はフルートと次々と楽器を変えてやってました。(「キャロライン・ノー」では、フルートの音がすごくきれいに出ていてうれしくなった。)ア レンジに細かく注意を払った曲作りをするとこういう編成になるのかな。パーカッションの人がすごくよかった。

会場全体があたたかい雰囲気につつまれていたコンサートでした。