sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

AD・VO・CATE / jim beard

Advocateジム・ベアードの4枚目のソロアルバム。ひとつひとつのリズムとかハーモニーをパーツとしてよく聴けば、珍しくはないし、突飛なモノでもないのだけれど、その組み合わせと、独特のメロディラインが、聴いたこともないような不思議な雰囲気を醸し出しています。

私はファーストアルバムからずっと聴いていて、最初はかなりとまどった部分もあり、難解だとも思っていたのだけれど、繰り返し聞くうちになんとなく楽しみ方がわかるような気がしてきた。彼の音楽はごくごく自然に「今」(1990年代)の音なんだと思う。

2作目(これが超お気に入り盤^^)と3作目はちょっとお茶目路線(?と勝手に名付けよう)だったが、今回のは1作目と近い雰囲気を持っていて、独自の世界を思いっきり楽しむことが出来るお勧め盤。