sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

BLUES DREAM / BILL FRISELL

Blues Dream

「わびさび」ビル・フリゼルのソロアルバム。新譜。

ここ何年かこの人のアルバムを聴いていますが、だいたい1枚おきにカントリー系の聞きやすいのと、ちょっと複雑なのとが交互にでているように思います。

今回のは、「nashville」,「good dog,happy man」と同じ流れのカントリー色の強いアルバムと思いました。わたしはこっち系の方が好きなのですが、これまでいろいろな人のレビューを読んでいて、好みが全く逆という人も多いんだろうなと思っています。

ビル・フリゼルのギターの他は、
GREG LEISZ(PEDAL STEEL,LAP STEEL,その他スティールギターやマンドリン
RON MILES(trumpet)
BILLY DREWES(alto sax)
DAVID PILTCH(bass)
KENNY WOLLESEN(drums,percussion)
CURTIS FOWLKES(trombone)
というメンバーが書いてあって、ギターにホーンセクションが絡んで曲が流れていきます。ホーンセクションは、トロンボーンが入っているからか、都会的なサウンドとは違った味があります。(NRBQのバックに入っているホーンと同じような感じ)

曲はオリジナルの短めの曲がほとんどで18曲。

10曲目のEpisodeっていう短い曲は最初聞いたことがあると思っていたんですが、勘違いだったみたいで、マンハッタントランスファーのblues for Pabloのヴォーカリーズのメロディと似ていたのでした。blues for Pabloってマイルス・デイヴィスのでしたっけ?

このアルバムを聞いていると、なぜか、「わびさび」とか「風流」とかいう日本語が浮かんで来ます。不思議。