sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

finally the rain has come / leni stern

Finally the Rain Has Come もうここ何枚かレニ・スターンのCDはボーカルものになっていて、以前のようなギタリストのアルバムではなくなっているのですが、なんとなくいつも買ってしまいます。ボーカル物としてきくとちょっと歌が頼りない感じはするのですが、雰囲気があってよいです。

今回のアルバムは同時多発テロ事件に対するメッセージが込められているようで、中の写真にもそういうものが使われています。

leni stern(g,vo,dobro,tampura,loops),pail socolow(bass,loops),keith carlock(ds),zakir hussain(tablas,kanjira)bill frisell(g),john mclaughiln(g),adam levy(g),larry saltzman(sitar,tiple),michael brecker(tenor sax),george whitty(hammond organ,loops),jenny scheinman(violin),derek layes(cello)
曲によっていろんなギタリストがゲストでていて、シンガーソングライターのアルバムを聴いているような感じでもあります。

同じ曲を歌ありバージョンと歌なしバージョン(といってもカラオケではなくて別アレンジなんです)で収録してある曲が3曲あってそのうち2曲がビル・フリゼルとレニ・スターンの2人のギター、あと1曲がレニ・スターンとマイケル・ブレッカーという組み合わせ。

このレニ・スターンとマイケル・ブレッカーでやっているwhere is godは、その歌詞からも悲しみに満ちた雰囲気からも、911の事を歌った物だと思われるのですが、歌が入っているバージョンでもマイケル・ブレッカーが 歌伴を吹いていてこちらのバージョンも聞き逃せません。