sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

celtic crossroads | the uncharted path/doug cameron

Celtic Crossroadsダグ・キャメロンという人は、ポップ、ジャズ、クラシック、ラテンとジャンルを越えて活躍するバイオリン奏者なのだそうです。

このアルバムではケルト音楽 (アイリッシュ)の曲を自作曲も含め集めて演奏しています。

アイリッシュはテンポがすごく速い曲が多いので(たとえばマイケル・ブレッカーの itsbynne reel(don't try this at homeに収録)といえばわかってもらえるのかな?)そのあたりも面白いところです。

このアルバム、バイオリン以外の音もたくさん入っているんだけど、バイオリン以外があまり目立たない感じなのでなぜなんだろうと考えていたんです。そういえばいつも聴いているようなインスト音楽って、誰かのリーダーアルバムであっても他の楽器と対等というかそれぞれが主張しあっていてそこが面白いんですが、このアルバムではバイオリンがメインであとは伴奏の役割のような感じです。

演奏している15曲の中には、コアーズや、エンヤなど聴いたことのある曲も少しあって、11曲目のmy heart will go onというのは映画「タイタニック」の音楽だと映画見てない私でもわかる曲。その他トラディショナルが数曲とサウンドトラックのようなメドレーの曲が3 曲。5曲目のjohn jr.はデビッド・フォスターのいかにもなアレンジ。1のdablin grooveと8のはhavana reelはダグ・キャメロンの作品でタイトルからも想像できるようにアイリッシュ音楽にファンクやラテンを加えたような作品。個人的にはこういう曲の方が やっぱり好きかも。1のベースはウイル・リー。(2001.8.8)