sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

fermata (Toy 5集) / Toy(yu hee yoel ユ・ヒヨル)

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韓国KBSの音楽サイト"music studio"にgroove on netというラジオ番組を流しているコーナーがあるのですが、ここがブラックミュージック寄りな選曲でまあまあ趣味が近い感じなのです。
ある日聞いていたら、今まで知らないパット・メセニー(グループ)みたいなサウンドが流れてきて、演奏してる人を確かめると、それがこのユ・ヒヨルという 韓国の人だったのでした。曲のタイトルはなんと!「ラジオ天国~homage Pat Metheny」まさにそのとおりって感じでした。

それからこの曲が入っているアルバムを探していたんだけど見つからなくて、というよりToy(ユ・ヒヨル)のCD自体見つけるのがなかなか困難で、たった1枚だけ見つけたのがこのfermata(2001)でした。

このユ・ヒヨルという人はキーボーディストであり、アレンジャーであり、ボーカリストのようですが、このアルバムではゲストボーカリストもかなり参加しています。

サウンド重視のボーカルものということでは、日本の人で言うと角松敏生みたいな感じといえるかも。

6曲目の大貫妙子のフランス風アレンジをしていた頃の坂本龍一のようなイントロにブラジルの(トニーニョ・オルタみたいな)ボーカルが入った曲、7曲目の カシオペアみたいなイントロの曲、8曲目のジャズピアノで伴奏する静かな曲、10曲目のアコーディオンがメロディを奏でるインストもの、11曲目の女性 ボーカルのバラード、リコーダーがメロディを吹く13曲目の短い3拍子の曲に続いて14曲目同じメロディの歌の曲、GRPのレコードみたいなイントロにブ ルース・ホーンズビーみたいなメロディの16曲目・・・そんな感じで18曲。

室内楽風の2曲目続く3曲目の「よい人」(チョウンサラン)は歌詞がわからなくても、よいポップソングだと思います。

このアルバムかなり気に入って聞いています。


曲名や演奏者名が表記出来ないので参考リンクを張ってみました。

韓国語で紹介されているページ
(文字化け注意:韓国語フォントがないと見られません)
http://myhome.naver.com/mourner/music_Toy.htm
曲に対する印象が結構私と似ていておもしろいです。

日本語で紹介されているページ
http://www.koreanavi.com/entertainment/music/20010525.html


※「ラジオ天国~homage PAT METHENY」という曲はKBS groove on net 60回で聞けます。(18分ぐらいのところから)

(2003.9.7)