sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

everytihng must go / steely dan (reprise)

Everything Must Go

早くも!スティーリー・ダンの新譜が出ました。前作の感想を書いているのが2000年3月なので3年ぶりかな。

けっこう早かったので、そうそう変化もないだろうし、同じような感じなら今回はパスしようかなと実は思っていた。なのですが、彼らのサイトでフルサイズで 試聴できるというのを知って行ってみたら、なんというか、すごい新鮮なサウンドに感じられたんです。別に新しいことをやっている訳でもなくてこれまでのス ティリーダンなんだけど・・・。バンドサウンドというふれこみにも、地味な感じだったらちょっとパスかなあという気持ちがあったんですけど、サウンドに躍 動感があって、ああバンドってこういう意味なのか、と。

とにかく、よかったので、すぐ注文してしまいました。

個人的には、2.things i miss the most 7.pixeleenのメロディ、コード進行が特に気に入ってます。

Dnald Fagen(vo.key) Walter Becker(bass,soloG,vo)
Keith Carlock(Ds)Jon herington,Hugh mcCracken(G),
Ted backer(Piano),BIll Charlap(Rhodes)
Tony Kadldeck,Michael Leonhart(Trumpet),
Jim Pugh(Trobone),Walt Weiskoph(alto sax,tenor sax),
Roger Posenberg(baritone sax),Chris Potter(tenor sax)
Cindy Mizelle,Catherine Russell,Tawatha Agee,
Michael Harvey,Brenda White-KIng(back vo),
Gordon Gottlieb(perc.)


本当によい作品だったらネットで聴けるとしてもやっぱり買うよなあ~と最近のCCCD問題のことを合わせ考えた出来事でもありました。でももしこのCDが3,000円だったらMDにアナログ出力デジタル録音して聴いていたかなあ・・・。^^;)

スティーリー・ダンのサイト http://www.steelydan.com/

time squared / Yellowjackets

Time Squared イエロージャケッツの新譜。ドラムスのウイリアムケネディが抜けてからの初めてのスタジオ録音盤です。

去年同じメンバーでのライブアルバム「mint jams」が一足先に出ていました。もちろんそれも聴いてましたが、2枚組で聴ききれてないところもあったし、まだウイリアムケネディの独特のノリがな くなって残念~みたいな気分の方が強くて、何もコメントできずにいました。

でも、今回のこの time squaredでは、変わらぬイエロージャケッツの新しい音としてすんなりと耳に入ってきました。

イエロージャケッツって演奏のスタイルはジャズなんですけど、曲の作りがちょっと独特です。

私が好きなのは、7.sea folkあたりのリズムが複雑に展開していくような曲。日本語的に言うなら字余り字足らずが刺激的で美しい、みたいな。4.heaing watersも近い感じの曲で、ここらあたりが一番イエロージャケッツと波長の合うところかなあと思います。

私が買ったアメリカ盤はenhanced CDで、パソコンに入れるとライブ映像が見られます。(mint jamsに入ってたtoroise and the hareを演奏しています。) mint jamsの最初の3曲もきけます。

on a glorious journey / Paul Dozier (Nhim/Phoenix/Orpheous)

On a Glorious Journey以前ADSLにしたばかりの頃、smoothjazz.comを聴いていて、このタイトル曲が流れていて、すごく記憶に残っていました。全然知らない人だったし、どうしようかな~と長いこと思っていたんですが、買ってみました。

うーん、繰り返し聞いてもやっぱりこの曲はいい。で、他の曲は?というと全体にも悪くはなかったけど、ちょっと物足りない感じがして、なぜかな?と考えて いたんですけど、ギター以外はほとんどが打ち込みでストリングス系の音がしょぼいかなあって気がしました。でも、流して聴いているのにはいい雰囲気です。

ギターは(よくわかってはいませんが)ジョージ・ベンソンとかノーマン・ブラウンとかそういう系統かなのかな。歌も歌っています。

one quiet night / Pat Metheny

One Quiet Night パット・メセニーがソロでバリトンギター(はじめて聞いた名前だけど低い音のギターって事?)を演奏しているもの。(でもそう知らなければ普通のギターと思って聴いているに違いない。^^;)

曲は彼のオリジナルの他にノラ・ジョーンズのdon't know why やキース・ジャレットの my songをやっています。メセニー・グループでやっていたlast train homeもソロでやっています。
全体に静かできれいで。どんな気分の時も聴ける、心に寄り添う音楽、そんな感じです。

最近、私はパット・メセニー・グループの曲よりもソロ名義の方が好きなんじゃないかと感じ始めていて、去年のグループ名義で出たのも巷では好評だったよう だけど結局買いませんでした。その辺のことを確かめたい気持ちもあってソロ名義のを楽しみにしてたんだけど、期待は裏切られなかったなあ。(^^)

「冬のソナタ」にはまる

冬の恋歌(ソナタ) オリジナルサウンドトラック 完全盤 ええと、日記のとこにも書いたんですけど、最近冬のソナタという韓国のドラマにはまっていて、いろいろHPなども見ていました。

このドラマ韓国では去年放送されたものということで、もう既にDVDなんかも出ているんですけど、それでなのかいろんな場面の画像とか、台本とか、あらす じとか、そのままの映像のストリーミング、サントラの曲とか、ネット上にたくさんあって、ええーこんなの載せて大丈夫なん~?と狐につままれたような感じ。

でもいっぱい見てしまったけど(^^;)

(2003.5.31)

DO IT FOR LOVE / Daryl Hall & John Oates

Do It For Love
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
B00007KL42

ホール&オーツというと、やっぱり80年代のMTV時代の彼らを思い出す人が多いのかな。

私自身もそのあたり、デビッド・フォスタープロデュースの頃から入ったのですが、その後(かなり後)「the atlantic collection」(RHINO)という70年代の4枚のアルバムからの曲を集めたのを購入いたしまして、なんでかいつも手の届く場所に常備しております。

私はデビッド・フォスターの華やかな感じもとても好きなんですけど、このアトランティック時代のもっとストレートな感じも結構気に入っています。

こんどのアルバムは華やかさも失わずアトランティック時代のムードも漂わせていてますますいい感じ。

アコースティックなギターやオルガンサウンドなどが、フォークやソウル、R&Bなんかが混ざり合ったようなサウンドを届けてくれて、もちろんボーカルの高い声もハーモニーも変わらずよいです。

http://www.jvcmusic.co.jp/hallandoates/

↑ ここで1曲目の man on a mission のビデオクリップが見られます。曲もすごくいいんですが、ダリル・ホールがかっこいい!

3曲目の最後の方で歌のバックでながれているキュイーンというギターの音とか、ハーモニーがきれいな4,11曲目、軽快な5曲目、ちょっと今風のブラック ミュージックの雰囲気を加えたような8,10曲目とか、groovin'な感じの13曲目、最後のゴスペル風の曲などなど、どの曲もいいです。

えー、たぶん私の一番好きな音ってこういうあたりなんですよねー。(^_^)

私が買ったのは輸入盤なのですが、国内盤にはボーナストラックでprivate eyesのライブバージョンが入っているそうです。

footsteps of our fathers / Branford Marsalis Qartet

Footsteps of Our Fathers サックスのブランフォード・マルサリス、ピアノ ジョーイ・カルデラッツオ、ベース エリック・レヴィス ドラム ジェフ・ティン・ワッツというカルテットで、オーネット・コールマンソニー・ロリンズジョン・コルトレーンジョン・ルイスの曲を演奏しています。

ブランフォード・マルサリスって、ジャズ雑誌には載っているのかもしれませんが、ネットでは意外に話題になることが少ないと思っていたんだけど、今回のこ のアルバムは何カ所かでよいと書いてあるのを見かけた(それほどジャズを聴いてそうにない若い人と思われるようなページもあった)ので、聴いてみました。

この人が入ってるポップ/ロックのアルバムってけっこう聴いていて、ソプラノサックスが表情ゆたかでつい耳が惹きつけられるんだけど、それとこういうジャズでのブランフォード・マルサリスがどうつながっているんだか、今のところよくわからない私です。

Red, Hot & Cool ところで、ブランフォード・マルサリスが以前にコルトレーンの同じ曲 A LOVE SUPRIMEを演奏したCD(stolen moments red hot+cool(GRP)のボーナスCD)は前から持ってたんですが、stolen momentsのCD自体がいわゆるアシッド・ジャズ、ヒップホップ、ラップ、ジャズの混在したような音楽であったのに対して、普通のジャズやん、と思っ てよく聴いていませんでした。この演奏、当時は世間の評判も悪かったような気がします。でも、今回あらためて聞き直してみたら、音質がこっちの方が好み。 ドラムだけが同じで、ベースがロバート・ハースト、ピアノがケニー・カークランドというメンバー。スピード感があって、今さら言うのも悲しいが、ケニー・ カークランドのピアノがいいです。