sangosp's diary

音楽日記 1997-2005

KENJI OMURA Leaving Home~best live tracksII (Victor VICL-61224)

Leaving Home best live tracks II ギタリスト大村憲司の未発表ライブ音源を集めたアルバム。
KENJI OMURA Left-Handed Woman~best live tracksIというのも同時に出てます。
これを聞く少し前、大貫妙子のベストアルバムを聴いていたんだけど、80年頃の曲って坂本龍一がプロデュースでギターで大村憲司が参加してるんですよね。 「新しいシャツ」とか。そのあたりを聞いていてやっぱり大村憲司はいいなあ、(彼のソロは何年たってもずっと記憶に残っているんです。)とちょうど思って いたところに、こんなアルバムが出ているって知りました。
好きな曲、好きそうな曲が多かったIIの方を入手してみたんですけど、期待通りによかった。タイトル曲のLeaving Homeは彼の演奏のは持っていなかったので聴けてうれしいです。
ブルージーなフレーズでもからっとすがすがしいのが魅力かなぁ。

※日付不明2004年2月ごろ CD発売日は2003/11/21


YOONGUN (BMG KOREA BMGPD-6626)

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去年は韓国ドラマ「冬のソナタ」のせいで、このページが滞ってしまい、HP開設以来最大のピンチだったのですが、韓国のサイト巡りをしての最大の収穫が、toy(ユ・ヒヨル)とこの元ブラウンアイズのユンゴンでした。

ブラウンアイズの前作がけっこうよかったので、ユンゴンが脱退してしまって残念に思っていたのですが、意外に早くソロアルバムが届きました。(実はこのアルバムが出てるのを知ったのも、韓国の「冬のソナタ」の某掲示板で、だったのですが…。)

ユンゴン脱退後のブラウンアイズは、ブラウンアイドソウルと名前を変えて、R&B色を強めたグループとして先にアルバムを出していましたが、こちらのユンゴンの方は、ラテンのリズムを取り入れたり、幅広い音作りを目指しているような気がします。

イントロに続く、オッチョダ(ふと…)は、この年末何週か、韓国のチャートの1位になってました。

メロディが素直でわかりやすくてきれいだというところ、ピアノをきれいにつかっているところ(韓国の人はピアノが好きなのかもしれませんね。それもヨーロッパ系のクラッシックっぽいピアノです)、ボーカルの声(平井堅タイプか??)、その辺が魅力ですかね。

あと、今まで聞いてきた音楽とすごく似ているのに、どこかが少し違っていて、それがぐっと新鮮な感じなんですねぇ。この「どこか」が、わかりたいです。

※日付不明 2003年11月頃購入か? 

Watching the Snow / Micael Franks

Watching the Snow マイケル・フランクスの声というか歌い方ってへにゃ~としていてあんまり好みではない、といつも思うのになぜかまた購入してしまいました。

Watching the Snowというこのアルバムは雪景色のジャケットで、1曲目からボサノバで、ブラジルっぽい感じの曲(あんまり好きじゃない)が多いのではないか?こんな CDを買ってしまうなんて、「冬のソナタ」をひきずってジャケットの雰囲気につられてしまったような気もする(^^;)、なんて思いながら、なんでクリスマスに京都でかっぱ巻きやねーん(3.Christmas in Kyoto)、とつっこみを入れながらもけっこう繰り返し聞いています。

冬やクリスマスの前後の休暇にまつわるようなタイトルが並んでいて、音自体はジャジーな感じなのだけれど、リラックスして聴けるアルバムで、いつしかかなり気に入ってしまっています。(2003.12.14)

LIVE TOY

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유희열(ユ・ヒヨル)の「ラジオ天国~homage Pat Metheny」が入っているアルバム익숙한 그 집 앞(発音が難しくてなんと表記していいかわかりません。直訳で「慣れたその家前」というタイトル)というのは結局見つからず、探しているうちに非売品と書いてあったところがあったりで結局それはあきらめ、このライブアルバムにも同じ曲が入っているということがわかったのでこれを入手しました。(インターネットのHMVにて。)

2001年8月に収録されたもので、2枚組。冒頭のintroに続いて、「ラジオ天国」が流れてきます。(^^)fermataの制作時期とも近いためか、fermataと同じ曲がたくさん入っていて結構知っているのがなんか不思議な感じだったりして。
fermataではゲストのボーカリストが歌っていた曲をこっちではユ・ヒヨル本人が歌っていたり、そこもまた楽しめました。

ゲストでいろんなボーカリストもやっぱり登場するんですが、有名な人なのかもしれないのですけど、よく知らないので今のところは紹介ができません。ユ・ヒ ヨル自身のボーカルは軽い感じなのですが、ゲストの人は熱唱型の人(たとえて言えば松崎しげる)が次々出てくるみたいな感じです。

ライブアルバムということで、ちょっとうるさすぎるんじゃない??と思うぐらい歓声が入っていて(女性ファンの声みたいです。笑)ちょっとじゃまとも感じながらも、(韓国で)どういう感じで聴かれているのかが垣間見られるようで、おもしろいです。

全部で25曲、韓国の人と意識せずに聴けてしまう感じです。中で1曲だけ昔の歌謡曲みたいなのがあってそれだけはちょっとパスかなあ。^^;)

このライブアルバムのHP

fermata (Toy 5集) / Toy(yu hee yoel ユ・ヒヨル)

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韓国KBSの音楽サイト"music studio"にgroove on netというラジオ番組を流しているコーナーがあるのですが、ここがブラックミュージック寄りな選曲でまあまあ趣味が近い感じなのです。
ある日聞いていたら、今まで知らないパット・メセニー(グループ)みたいなサウンドが流れてきて、演奏してる人を確かめると、それがこのユ・ヒヨルという 韓国の人だったのでした。曲のタイトルはなんと!「ラジオ天国~homage Pat Metheny」まさにそのとおりって感じでした。

それからこの曲が入っているアルバムを探していたんだけど見つからなくて、というよりToy(ユ・ヒヨル)のCD自体見つけるのがなかなか困難で、たった1枚だけ見つけたのがこのfermata(2001)でした。

このユ・ヒヨルという人はキーボーディストであり、アレンジャーであり、ボーカリストのようですが、このアルバムではゲストボーカリストもかなり参加しています。

サウンド重視のボーカルものということでは、日本の人で言うと角松敏生みたいな感じといえるかも。

6曲目の大貫妙子のフランス風アレンジをしていた頃の坂本龍一のようなイントロにブラジルの(トニーニョ・オルタみたいな)ボーカルが入った曲、7曲目の カシオペアみたいなイントロの曲、8曲目のジャズピアノで伴奏する静かな曲、10曲目のアコーディオンがメロディを奏でるインストもの、11曲目の女性 ボーカルのバラード、リコーダーがメロディを吹く13曲目の短い3拍子の曲に続いて14曲目同じメロディの歌の曲、GRPのレコードみたいなイントロにブ ルース・ホーンズビーみたいなメロディの16曲目・・・そんな感じで18曲。

室内楽風の2曲目続く3曲目の「よい人」(チョウンサラン)は歌詞がわからなくても、よいポップソングだと思います。

このアルバムかなり気に入って聞いています。


曲名や演奏者名が表記出来ないので参考リンクを張ってみました。

韓国語で紹介されているページ
(文字化け注意:韓国語フォントがないと見られません)
http://myhome.naver.com/mourner/music_Toy.htm
曲に対する印象が結構私と似ていておもしろいです。

日本語で紹介されているページ
http://www.koreanavi.com/entertainment/music/20010525.html


※「ラジオ天国~homage PAT METHENY」という曲はKBS groove on net 60回で聞けます。(18分ぐらいのところから)

(2003.9.7)

reason4breathing?:#2 / browneyes

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韓国の音楽をいろいろネット上で探っていて見つけました。

最初に聴いたのがチョムジョムfor youという曲。でこれらの曲が入っているこのアルバムを聴いてみました。

韓国の音楽というと、誰かも言っていたけど、「チョー・ヨンピルBoA」という程度の認識しかなかったのですが、これはそのどちらとも雰囲気が違うサウ ンドで(こういうのもあったんだー)、コーラスの部分の音の重ね方がTOTOを思わせるような雰囲気だったり、間奏の泣きのギターサウンドといい、妙には まりました。曲も丁寧に作ってある感じがして好感が持てます。

このbrowneyesはユンゴンとナオルというふたりのボーカルグループなので、日本のケミストリーと似ている部分もあるかもしれません。いろいろ調べていたら彼らってwe get together nowでケミストリーと共演していた人たちだったんですねえ。全く気が付きませんでした。

残念なことに、ユンゴンが脱退してしまったらしくてこういうアルバムはきっとこれで終わりになりそうで、残念です。

韓国語はまだあまりわからないですが、歌詞なんて英語でもたいしてわからないので、韓国語で

What's Sango? / SANGO

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TOPページにも少し書いたのですが、偶然SANGOというグループがあるのを見つけました。
ヴォーカルとピアノ、ベース、ドラムスというピアノトリオのような基本編成にアコーディオンのサポートメンバーが入ったアコースティックな音楽です。
ピアノはジャズピアノみたいでサウンドもエスニックな要素があったりして結構こだわりがありそうなのに、歌の部分自体は普通にポップスみたいで、ちょっと珍しい感じがします。
個人的に好みなのは01はるかぜや、06宇宙人。特別に変わった曲というわけではないようなのに、今まで聴いたどの曲ともどこか違うような感じがしてとても気になります。

これがファーストアルバムのようなので次もぜひ聴いてみたいなと思っています。

SANGOのホームページ SANGO
バンドの紹介、このアルバムのセルフライナーノーツ、試聴も出来るのでオススメ。CDの購入方法もそちらに。(2003.8.5)